「苦境乗り越える」北朝鮮ビジネスマンは語る

第278号  2017年12月20日発行

特別報道

国連制裁下の中朝国境・丹東を歩く②

対岸に臨む新義州では高層住宅の建設も

「では、これからどうしていくのか」

「う~ん、そうだな、単純労働の労働力輸出に先がないのはいうまでもない。これからは朝鮮の高度の人材の頭脳と諸外国の資本とを結び付けて技術や新製品の開発をめざす新たなビジネスモデルを考えるということか。幸いなことに朝鮮の若い世代にはこうしたビジネスの担い手となる高い知識と頭脳を備えた人材が多く育っている。この力を海外で生かす道を考えていくことだろう」という興味深い答えが返つてきた。「私かこうして国の外に出てできること、やるべきことは、家族のために、国のためにどうすればカネを稼げるのかを考えることだ…」しみじみと語るこの人物の心情が伝わってくるものだった。本人が意識していたかどうかはわからないが、国のためにという前に家族のためにという言葉がもれたことに感慨深いものがあった。

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