国境の都市に見る中露関係のいま

第251号  2015年9月15日発行

トップ記事 ロシアのプーチン大統領が北京で行われた抗日戦争勝利70周年の閲兵式に参加する前の8月下旬、中国経済新聞取材班は内蒙古自治区、ロシアに連なる辺境の都市満州里を取材。中露辺境貿易の現状をつぶさに調べ、中露の経済合作の未来を探った。 満州里は人口わずか30万人だが、中国から口シアや欧州に通じる最大の交通の要衝で、中露両国最大の交易都市でもある。両国国境には有名な遠東鉄道があるが、両国の鉄道の […]

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国有企業改革 最大限改革ボーナス創出へ

第251号  2015年9月15日発行

HOT NEWS 中国で国有企業改革のロードマップが14日に明らかになった。国務院はは「国有企業改革の深化に関する指導意見」を発表した。◇国有企業の分類と改革、◇現代的企業制度と国有資本管理体制の確立、◇混合所有制経済の発展、◇国有資産の流失防止への監督強化--などの内容が盛り込まれている。改革の道のりと方向性、2020年までの改革スケジュールを明示した。 経済成長が「ニューノーマル」時代に突入す […]

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習近平経済学

第251号  2015年9月15日発行

コラム 8月の大半を中国への出張に費やした。まず政治問題が深刻な山西省へ赴き、省委員会書記の王儒林氏と省長の李小鵬氏と会見し、その後南端にある貴州省へ行って「世界華文メディアシンポジュウム」に参加した。その後最北端の内蒙古自治区の大草原へ行き、次に北京で抗日戦争勝利70周年の閲兵式を取材した。南から北へ、中国を横断した。 このように多くの地方を走り回っていると、中国経済の「脈」に触れることができた […]

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山西省の活路はどこにある

第251号  2015年9月15日発行

特別報道 中共山西省委員会王儒林書記にインタビュー 聞き手・本紙編集長 徐静波 太原にやってきて、山西省人に尋ねた「今、山西で最も著名な人は誰?」と。 -「中央政治局常務委員会には二人いて、その一人は『王岐山』だ」と皆答える。 山西省博物館で三時間ほど過ごしていて、ふっと気づいた。王岐山が「王岐山」たる所以は何か、について。彼の依って立つところは、幼少時から晋商文化の薫陶を受けたところにあったので […]

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李総理 中国経済をどう見ているのか

第251号  2015年9月15日発行

特別報道 8月以降、中国の株価急落と景気減速の鮮明化によって、一時的に、世界の主要株式市場が一斉に下落したことによって、「中国経済は高成長する」との神話が少しずつ崩れはじめたではないのか、という悲観論は広がっている。 アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひくといわれていた時代があったが、現在の経済環境だと、中国が風邪をひけば日本も風邪をひく。中国が重篤な情勢に陥れば、日本も同様な事態となる。いう […]

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「人民元の継続的な下落は根拠がない」

第251号  2015年9月15日発行

特別報道 中国人民銀行は8月11日に人民元を約2%切り下げ、市場を驚かせた。中国による予想外の人民元切り下げで各国の通貨安競争が始まり、世界的な金融緩和がさらに長期化する恐れが出てきたためで、場合によっては米連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期さえ後ずれするかもしれない。ロイターは「世界の「通貨戦争」は新たな局面に突入した」と指摘した。 これに対し、中国国務院の李克強総理は今月9日に大連で開幕した […]

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8月の中国経済ホットワード

第251号  2015年9月15日発行

特別報道 タクシー配車プラットフォーム「滴滴打車」 中国経済網は「8月の経済ホットワード」が1日に発表され、「5部門がタクシー配車プラットフォーム企業を約談」が1位になった。このほか 「京津冀エリアの長距離電話・ローミング料金の廃止」、「北京のナンバープレート末尾奇数・偶数による走行制限」、「通州区の最も厳格な不動産購入制限令」、「三大キャリアのトップ交代」、「夏季週末の2・5日休暇」、「王健林氏 […]

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外資系日用化学品メーカーの「中国戦争」

第251号  2015年9月15日発行

特別報道 外資系の日用化学品メーカーはこのところ、明暗がはっきりと分かれている。中国人消費者による国内外での「爆買い」によって、日韓系メーカーは大幅な増収を実現、資生堂や韓国のアモーレパシフィックなどが好業績を収めている。ロレアルも11日、メディア向けのプレスリリースで今年上半期に過去20年間で最大の成長率を実現したことを発表、「有利な為替相場が積極的な影響をもたらした」としている。 P&Gはこの […]

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共通目標を持てば日中関係は改善できる

第251号  2015年9月15日発行

日中関係(日中経済) 日中往来の歴史はとてつもなく長い。そして過去に日中両国がその時々の世界情勢の中で、どのように協調しあるいは反目してきたかについての研究も山のようにある。 現代における日中関係を語る時に常に指摘されることがある。それは過去の日中関係はその時々で国力に大きな差があることが多かったため、両国に争い事があっても問題解決の道はある程度見えていた。現代はどの国も高度な軍事技術を保有してい […]

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シャープの中国市場新戦略

第251号  2015年9月15日発行

日系企業 シャープといえば「液晶の父」とのブランドイメージを想起する人が多いが、新たにシャープの中国法人・夏普商賈(中国)有限公司の総裁に就任した酒井功氏(写真)は、「このような言い方ではシャープのブランドイメージを語り尽くしたとはいえない」と話す。 酒井総裁はこのほど取材に答える中で、「シャープは液晶テレビを看板商品と位置づけ、先端技術で製品の差別化をはかり、市場シェアを引き上げたい考えだ。また […]

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